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ナムジャイブログ

2010年05月18日

Civil War(3)

5月17日。内戦4日目。

奇しくも5月17日は1992年にスチンダ首相(陸軍司令官)の退陣を求めるデモ隊と軍隊・警察が衝突した事件の日、いわゆる Black May พฤษภาทมิฬ(プルッサパー・タニン)にあたる。当時の主役は学生、バンコクの都市中間層(=インテリ層)だった。

国王による調停でBlack Mayは幕を閉じたが、結果的に2006年まで軍は政治の表舞台から退かざるを得なかった。一方「勝者」である都市中間層はタイ史上最も民主的な憲法といわれる「1997年憲法」を手に入れ、これがタクシン首相を出現させる原動力となる。

あれから18年。今度のデモの主役は政治に目覚めた地方農民、都市下層労働者に変わった。事件はまだ決着を見ていないが今回の敗者は何を失い、勝者は何を得るのだろうか。

Civil War(3)

黒煙の上がるラチャプラロップーディンデーン交差点



Civil War(3)

歩道橋の上にもタイヤ・バリケード@ディンデーン


Civil War(3)

その裏にはM-150火炎ビン



Civil War(3)

17日夜のナナプラザ。半数以上のバーが弊店していた。


Posted by MARK at 22:06│Comments(0)
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