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2008年09月16日
屋台バー若妻の誘惑
週末の夜、いつものようにスクムウィットの屋台バーでビールを飲みながら、ぼんやりと道行く娘たちを眺めていた。と、偶然ある娘と目が合った。
「!」
お互い驚いて顔を見合わせる。目の前に居るのは元ギック。彼女はいきなり抱きついて来てボクの頭を撫で回す。香水とアルコールの混ざった匂いが顔にまとわりつく。
「Hi MARK. How have you been?」
流暢な英語で話しかけてくる彼女。1秒ほど記憶を辿り、名前を思い出してからちょっと上擦った声で応える。
「ずいぶん久しぶりだね。今何してるの?」
付き合っていたのは5-6年前の事。だんだんと疎遠になり、彼女と連絡が取れなくなってからもう3年程経つ。最後に見かけた時はファランと一緒にソイを歩いていたっけ。
「今、彼氏とロンドンに住んでいるの」
なんと。いつの間にか勝ち組だ。おめでとう。キミは20代前半にして全てのバー娘が夢見るシンデレラ・ストーリを実現させたんだね。
(写真は本文と関係ありませんよ)
「子供も1人いるのよ。ほら」
といって見せてくれた携帯の待ち受け画面には、可愛いハーフの女の子の写真。小柄でスリムな彼女はとても子供を生んだようには見えない。
英国に住んで早2年、今回は1年ぶりの里帰りだという。ダンナは先に英国に戻り、今夜は友達とSoi12のディスコに遊びに行った帰り。
「こんなのもあるよ。見て見て」
ケラケラ笑いながら、素っ裸で踊る自分自身のビデオを見せてくれる。酔っ払っているうえに久しぶりのバンコク夜遊びで興奮しているようだ。
彼女と昔話で盛り上がっていると、これまた懐かしい、ギターを抱えた流しの兄ちゃんがやって来た。この辺りに流しのギター弾きは何人かいるが、彼は抜群に上手い。
懐かしいバラード系タイポップスをリクエストして彼女と二人で聴いていると、付き合っていた頃に戻ったような錯覚を覚える。
「明日電話して」
彼女が僕の手を握りしめながらそっと呟く。これは隠微なロマンポルノの世界?それとも踏み入れてはいけない背徳の世界?ギックの時のような軽いノリでいいのかい?いや、しかし、でもダンナはタイ人じゃないし・・・思考は混乱、胸の鼓動は激しくなり血圧が200近くまで上がった。
「OK。じゃ、あ、明日」
あくまでもクールを装い、微かに震える手で別れを告げる。今夜は興奮して眠れないかも。
そして翌日。どこへ連れ込もうか、いやまず食事に、などとあれこれ考えながら電話する。二日酔いらしい不機嫌な声の彼女。
「え゛~?私ダンナがいるのよ。何言ってんの」
嗚呼、全てはボクの錯覚だったのだろうか。でも今度彼女から電話が来たら、もしかして・・・。
妄想は膨らむばかりだ。
「!」
お互い驚いて顔を見合わせる。目の前に居るのは元ギック。彼女はいきなり抱きついて来てボクの頭を撫で回す。香水とアルコールの混ざった匂いが顔にまとわりつく。
「Hi MARK. How have you been?」
流暢な英語で話しかけてくる彼女。1秒ほど記憶を辿り、名前を思い出してからちょっと上擦った声で応える。
「ずいぶん久しぶりだね。今何してるの?」
付き合っていたのは5-6年前の事。だんだんと疎遠になり、彼女と連絡が取れなくなってからもう3年程経つ。最後に見かけた時はファランと一緒にソイを歩いていたっけ。
「今、彼氏とロンドンに住んでいるの」
なんと。いつの間にか勝ち組だ。おめでとう。キミは20代前半にして全てのバー娘が夢見るシンデレラ・ストーリを実現させたんだね。
(写真は本文と関係ありませんよ)
「子供も1人いるのよ。ほら」
といって見せてくれた携帯の待ち受け画面には、可愛いハーフの女の子の写真。小柄でスリムな彼女はとても子供を生んだようには見えない。
英国に住んで早2年、今回は1年ぶりの里帰りだという。ダンナは先に英国に戻り、今夜は友達とSoi12のディスコに遊びに行った帰り。
「こんなのもあるよ。見て見て」
ケラケラ笑いながら、素っ裸で踊る自分自身のビデオを見せてくれる。酔っ払っているうえに久しぶりのバンコク夜遊びで興奮しているようだ。
彼女と昔話で盛り上がっていると、これまた懐かしい、ギターを抱えた流しの兄ちゃんがやって来た。この辺りに流しのギター弾きは何人かいるが、彼は抜群に上手い。
懐かしいバラード系タイポップスをリクエストして彼女と二人で聴いていると、付き合っていた頃に戻ったような錯覚を覚える。
「明日電話して」
彼女が僕の手を握りしめながらそっと呟く。これは隠微なロマンポルノの世界?それとも踏み入れてはいけない背徳の世界?ギックの時のような軽いノリでいいのかい?いや、しかし、でもダンナはタイ人じゃないし・・・思考は混乱、胸の鼓動は激しくなり血圧が200近くまで上がった。
「OK。じゃ、あ、明日」
あくまでもクールを装い、微かに震える手で別れを告げる。今夜は興奮して眠れないかも。
そして翌日。どこへ連れ込もうか、いやまず食事に、などとあれこれ考えながら電話する。二日酔いらしい不機嫌な声の彼女。
「え゛~?私ダンナがいるのよ。何言ってんの」
嗚呼、全てはボクの錯覚だったのだろうか。でも今度彼女から電話が来たら、もしかして・・・。
妄想は膨らむばかりだ。
Posted by MARK at 04:28│Comments(5)
この記事へのコメント
タイのおネーちゃん達、いつも「予定は未定」です。
気に入った子は無理やりにでも、その日に決めなくては後悔いたします。
これに懲りず外出できる体制を整えてあと2~3回、夜9時以降に電話してみましょう・・・
タイミングが合えばラッキーです!
お節介ですいません・・・・・
気に入った子は無理やりにでも、その日に決めなくては後悔いたします。
これに懲りず外出できる体制を整えてあと2~3回、夜9時以降に電話してみましょう・・・
タイミングが合えばラッキーです!
お節介ですいません・・・・・
Posted by カウマンガイ at 2008年09月16日 23:15
MARKさん、こんばんわ(^-^*)/
昔、付き合ってた男と女が偶然の出会い・・いいですね!!
『若妻』という響きが、またまたそそりますw
その後、どうなったか楽しみです!
世の中には、人の数だけ、ドラマがありますね!
昔、付き合ってた男と女が偶然の出会い・・いいですね!!
『若妻』という響きが、またまたそそりますw
その後、どうなったか楽しみです!
世の中には、人の数だけ、ドラマがありますね!
Posted by のり at 2008年09月16日 23:39
>カウマンガイさん
「予定は未定」、おっしゃる通りでございます。
昔はボクも速戦即決の短期決戦型でしたが、どうも最近長期戦に
持ち込んでしまいます。で、結局何もなし・・・
>のりさん
ご期待にお応えして、明日にでも電話してみます。
「予定は未定」、おっしゃる通りでございます。
昔はボクも速戦即決の短期決戦型でしたが、どうも最近長期戦に
持ち込んでしまいます。で、結局何もなし・・・
>のりさん
ご期待にお応えして、明日にでも電話してみます。
Posted by MARK at 2008年09月17日 01:57
MARKさん、こんにちは!
歴史があるんですね~、ぽっと来じゃない年季を感じます(*´∀`)
偶然会うような知り合いなどなどいると、ただ歩いてても楽しそうですね。
歴史があるんですね~、ぽっと来じゃない年季を感じます(*´∀`)
偶然会うような知り合いなどなどいると、ただ歩いてても楽しそうですね。
Posted by miro at 2008年09月17日 11:28
>miroさん
「年季」ですか。素直に喜べない複雑な気持ちですわ。
最近はBTSの中でもよくバー娘に出くわします。
しかし狭いエリアに知り合いが多すぎるのも考えもの。
誰かに目撃されていそうで、遊びにくくなりました。
「年季」ですか。素直に喜べない複雑な気持ちですわ。
最近はBTSの中でもよくバー娘に出くわします。
しかし狭いエリアに知り合いが多すぎるのも考えもの。
誰かに目撃されていそうで、遊びにくくなりました。
Posted by MARK at 2008年09月17日 20:52