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2008年12月05日

勝利の日まで

「Silent Coup」によるソムチャイ政権崩壊を受けてPADは占拠していたドンムアン、スワンナプーム空港を「返還」。続いて首相府も解放し、とりあえず数ヶ月間続いた一連の騒ぎは小休止となった。

しかし空港占拠が国内経済に与えた影響は大きく、特に観光業は手痛いダメージを被っている。日本ではインドのテロ事件とほぼ同一の扱いで連日報道されていたと聞く。これではタイに来る観光客が減るのはあたりまえだ。

これからハイシーズンのピークを迎えるという稼ぎ時にこの事態、バーのオーナ達は怒りでハラワタが煮え返っている。PADのニュースを見るたびにムッとして黙りこくるスウェーデン人のボスや、空港占拠の話をするとPADを罵りながら機関銃で掃討するまねをするニュージーランド人のオーナ。

勝利の日まで

閑散とするソイカ


Expat(在住組)御用達のソイカはまだしも、ナナやパッポンはかなり悲惨。

パタヤはExpatや長期滞在者が多いため、それなりに客の入っているバーも少なくないが、ローカル価格で暮らしている彼らと違い、お金を落としてくれる観光客が減ったのは辛そうだ。

パタヤをぶらついていると、ハイシーズンをアテにして舞い戻ってきた懐かしい娘たちによく出会う。

「稼ぎにきたけど今年はダメみたいね。さっさと田舎に帰ろうかしら・・・」

来年は観光客が50%減少という悲観的予測もあり、世界金融危機とのダブルパンチで来年は1997年の通貨危機より酷い状況になるかもしれない。

残念なことに、今年は恒例の国王のスピーチが取りやめとなった。閉塞的状況を打開できる絶対唯一の「お言葉」が発せられるはずだと皆が期待していた瞬間だったのだが。

次期首相をめぐる政党間の駆け引きも始まった。誰であれタクシン派から選出されるとなればまたPADが騒ぎ出すだろう。政治の混乱はまだ続きそうだ。

勝利の日まで


ヤケクソで暗い世相を明るくパタヤ


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Posted by MARK at 18:36│Comments(0)
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