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2009年01月14日

万象夜総会~ヴィエンチャン・ナイトクラブ~

ウドンタニからラオス・ヴィエンチャンに来ると街中で見かける外国人観光客の違いに驚かされる。ウドンでは外道系初老男性ファランばかりだったが、ヴィエンチャンには若い男女のバックパッカーや家族連れなど健全な外国人が溢れている。ウドンでは皆無だった日本人観光客も良く見かける。

午前零時前にはすっかり静寂に支配されてしまう首都で、健全な観光客の皆さんは夜をどう過ごしているのだろうか。不健全な僕の場合、まずは「ナイトクラブ」へ直行する。

ナイトクラブ。タイの地方都市に比べても見劣りのするヴィエンチャンのナイト・スポットの中で、最もポピュラーかつ歴史のある大人の遊び場だろう。大概の老舗ホテルには併設されている。

万象夜総会~ヴィエンチャン・ナイトクラブ~


タイのローカル向け飲み屋と同じく照明は暗い。ガラス張りの控え室から気に入ったラオ娘を選んだら酒を注文し、生バンドの演奏を聞きながらソファでいちゃつく。カラオケが無いことを除けばタニヤと同じシステムだが、バンコクと違って純真な人の好い娘が多いのがうれしい。

気分が乗ってきたら娘に誘われるままダンスフロアへ。踊りはなぜか決まってソーシャルダンス(リラー ลีลาศ )。といっても男女ペアで踊るダンスではなく、列になって1人でステップを踏むラインダンスが中心だ。

万象夜総会~ヴィエンチャン・ナイトクラブ~


まるで革命前、5~60年代の王国時代にタイムスリップしたかのような錯覚を覚える。アメリカ・カントリー風の匂いがするのは、もしかして内戦当時に米軍が持ち込んだ文化なのか?

万象夜総会~ヴィエンチャン・ナイトクラブ~

(リラー自習VCD。パーシンで踊る姿に萌え)


かつてタイにあった怪しい社交ダンスクラブに似ている。ホステス娘はダンスのパートナーであり、かつベッドの上のパートナーでもあった。そうそう、お花のレイを買ってあげると一緒に踊ってくれる小娘のいる、若者向けローカルディスコもあったな。

今ではどちらも絶滅してしまったかもしれない。それともまだどこかに存在しているのだろうか。

旅行しているだけではまったく気がつかないが、実はラオスも絶滅の危機に瀕している「共産主義国家」の一つだ。共産主義国の文化で僕が好きなのはこういう↓プロパガンダ・ポスターなのだが、

万象夜総会~ヴィエンチャン・ナイトクラブ~


何故かラオスではほとんど見かけない。やっと見つけたプロパガンダ看板はプロレタリア・リアリズムとは無縁のアニメ系だった。

万象夜総会~ヴィエンチャン・ナイトクラブ~


↓革命の為に。同志諸君!
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Posted by MARK at 00:56│Comments(1)
この記事へのコメント
ブログ更新がんばってください★ちょくちょくよらせてもらいまぁす★ファイト(^0^)ノシ
Posted by ガルバ at 2010年06月09日 12:58
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